初めまして、事務局のMYと申します。
2023年で個人的に何がアツかったかなぁ…と思い返してみますと、
複数回劇場に足を運んだ「劇場版PSYCHO-PASS PROVIDENCE」が頭に浮かびました。
イマサラ私が語らずとも…と言い出すと、とてもじゃないですがコラムなぞ書けませんので、
ここまま進めていきましょう。笑
※ネタバレ満載につきご注意ください※
まず「PSYCHO-PASS サイコパス(音声注意)」をざっくりと紹介しますと、
人間のあらゆる心理状態や性格傾向を計測、数値化する「シビュラシステム」が導入された未来の日本が舞台になります。
警察の役割を担う公安局に新しく配属された主人公・常守朱と彼女をとりまく刑事課一係のメンバーが、葛藤しながら様々な事件に対峙していく作品です。
これまでにアニメが3期まで、劇場版が4作が世に送り出されていますが、
最新作の「劇場版PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」(以下、「PPP」)は
アニメ2期と3期の間のお話になります。
「PPP」が公開されるとのことで、私もアニメ1期から全て見直したのですが…
疾走感あふれるアクション!魅力的なキャラクター!ハッとさせられるストーリー!
やはりどれをとっても最高ですね。
余談ですが、展開をわかっているうえで見る、
アニメ1期で篝くんが地下に向かってしまう時の絶望感といったら…
さて本題に戻ります。
「PPP」では、炯の兄である煇・ワシリー・イグナトフ(以下、煇)が登場します。
弟のため自らを省みず危険な状況に身を投じる兄ちゃん、
もっと過去を見てみたかったです…泣
それにしても。
・灼は、父の自〇を目の当たりにしている
・炯は、親友の父に兄を〇されている
・舞子は、義兄に母を〇されている
慎導家とイグナトフ家とストロンスカヤ家、箇条書きしただけでもなんと業の深い三角関係なんでしょう。
「何があっても支えあって生きていこう」と固く誓い合っている三人が
これの事実を知ってしまった時どうなるのだろう…とぐるぐる考えてしまいます。
そして「PPP」の最大の見どころはやはり、
「なぜ常守朱が勾留されているか」の経緯が明らかになるところではないかと!!!
彼女が彼女たる所以を見せつけられ、
大いに納得するのと同時にやり切れない思いでいっぱいになりました。
久々に顔を合わせた狡噛と宜野座(※ひっつめの長髪美人になっていた)ですが、
朱ちゃんへの想いをお互いに吐露するところは感慨深いですよね。
"守る"という意志は同じでも、その手段が違うという。
またどちらも"同士"なんて簡単な言葉では片付けられない、
尊敬、希望、憧憬、贖罪…等々が入り混じった感情(情緒のない表現をするならばクソデカ感情)が
あるんじゃないかと私は考えるのであります。エモい。
…そんなこんなで、「PPP」が集大成と公言されている「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ。
とはいえ、まだまだ謎な部分も多いので、新しい展開を心から願っております!
(2023.12.16)
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