フルーツバスケット1期

お久しぶりです。台風が日本を大胆に横断すると聞いてびくびくしている事務局のKです。

前回同様、一個人の独断と偏見の入り混じったただの感想なので、ゆるく読んで頂けると幸いです。
今日はフルーツバスケット1期の感想です。原作ネタバレ過多なので、苦手な方はブラウザバックお願いします。

フルーツバスケットのアニメを見ていると、子供のころ原作を読んだ記憶が蘇ってつい漫画を手に取ってしまい、
いつまでたっても見終わることができなかったのですが、先日漸く1期の最終話まで完走しました。
念願の草摩杞紗(以下杞紗ちゃん)も見れたし本田透(以下透ちゃん)の友達二人の過去編も見れたし大満足です。
1期は予想通り昔のアニメと同じく草摩夾(以下夾)の話までだったので、2期が心の底から待ち遠しいです。
2期制作が決定している幸せな世界でにっこにこです。

全話の感想となると長くなってしまうので、ラストの夾の話に絞って感想を書きます。

夾はまだアニメで描かれてないとある過去が原因で透ちゃんに対して負い目がありますが、
その夾がそれでも透ちゃんの隣にいたいと思えたすごく素敵なシーンですよね。
透ちゃんが夾の姿を怖い、でも受け止めたいと、一緒にご飯を食べたいと泣きながら訴えかける姿は
何度見ても泣きます。泣きました。
透ちゃんはあたりまえにある日常の幸せをとても大切にしている子なので、
一緒にご飯食べたいといった日常のワンシーンがとっさに言葉に出るんだろうなと思うと
彼女の考え方そのものが愛しいです。

でも夾に池(?)へと殴り飛ばされて、夾の叫びを聞いて駆け寄ってきたシーンは
瞬間移動か?とツッコミそうになりました。原作以上にふっ飛ばすから…痛そうだった…
あと夾の物の怪の姿、目の色がとてもきれいで見惚れました。

夾の怖がってもいいからという言葉すごく胸に刺さります。
子は親に全てを受けとめてくれるかを確かめるために無意識にイヤイヤ期や反抗期が
あると思っているのですが、それだと怖がらないで受け入れてほしいという感情が
芽生える気がします。なのにそうではないところが印象的で、
彼にとって一番の願いなんだろうなと思うと夾が一番欲しい言葉を与えてくれた
透ちゃんという存在の貴重さに拝むばかりです。

透ちゃんはいろんな人に救いを求められて見返りなく救っていくので、
見ていて泣きそうになります。無償の愛を体現しているのでしょうか。
そんな彼女の過去が明かされる続編を心の底から待機しつつ、
もう一回原作を読みなおそうと思います。

急ですが本日で事務局Kからのコラムは最後になります(本日付でKの退職となります)。
見て下さった方々並びに趣味全開のコラムを許してくださった弁護士への
感謝の言葉でしめたいと思います。
短い間でしたがありがとうございました。
(2019.09.30)



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