中小企業の弁護士の選び方

 具体的な事件の依頼だけではなく、法律相談、顧問弁護士、セミナー講師等、中小企業にとって弁護士が必要になる場面はそれなりにあると思います。しかし、これまでほとんど弁護士と接点のない経営者の方にとって、どういった弁護士を選べばよいのかは悩むところです。

 大きな要素として、その弁護士が「中小企業の」実情をどれだけ知っているかです。これは、企業法務経験というよりも、中小企業がどのような論理で動いているかという点を、現実的視点できちんと把握しているかということです。より端的にいうと、「中小企業の」ビジネス目線・感覚があるかどうかということです。
 そして、わざわざ「中小企業の」とかっこ書きつけたのは、中小企業と大企業は必ずしも同じ論理で動いているわけではないからです(もちろん、法解釈で差異が出るわけではありません)。大企業での企業法務経験が豊富であっても、中小企業の実情を知らない弁護士を選択することは、適切でないこともあります。

 そのうえで、弁護士選びの究極は相性になります。特に、多くの中小企業で経営者と弁護士の相性は極めて重要です。そのうえで、できるだけ複数の弁護士に面談して、比較・検討するとよいでしょう。
(2019.06.18)

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