はじめまして、事務局のKです。
弁護士よりコラムを任されたのはいいのですが、書くことが思い浮かばなかったので、何でもいいという言葉に甘えて、定期的にアニメ感想を書いていこうと思います。一個人の独断と偏見の入り混じったただの感想なので、ゆるく読んで頂けると幸いです。
今日はジョジョ5部20話の感想を書いていきます。多少、原作ネタバレがあるので、苦手な方はブラウザバックお願いします。
原作を知っているにも関わらず日にちが経った今でも落ち込んでいる体たらくなのですが、死亡するキャラに対するあからさまな死亡フラグ描写は視聴者への心の準備期間という優しさと捉えればいいのか悩むところです。その優しさ満載(?)のブチャラティがボートから降りてチームと言葉を交わす死亡フラグシーンは、フーゴのアニメオリジナル描写が際立ちましたよね。フーゴはアニメオリジナルセリフが多く追加されているキャラだと思っているのですが、だからこそ原作よりいっそう生き生きとしているなと感じるので、これからの展開を思うと胸が痛くて仕方ありません。ブチャラティに心から信頼を寄せているフーゴの言葉と、その信頼にこたえられないからか、いつもと違って明瞭じゃないブチャラティの返事の差が悲しいです。
また、トリッシュがブチャラティの差し伸べた手を拒んだ後に自ら手をそっと伸ばすシーンは何度見ても切なくて、握り返すブチャラティや、優しさのこもったブチャラティの返答など、あの一瞬一瞬で彼女の心が少しでも救われたことを願わずにはいられません。こんな時でも泣かないトリッシュは本当に強い女の子で惚れます…どうか幸せになってほしい。
後半のメインであるブチャラティの過去編は、病院にいたモブ警官の言葉がとても印象に残ってます。父親の容態に心を痛めて、目のふちを腫らしている子供に対して「(父親に)死んでもらったら困る」という言い草には怒りしか覚えないのですが、医師にお礼を言っているブチャラティを見る警官の眼差しはどこか暖かいように思えて、彼にも何か事情があるのかもしれないと
モブにも感情移入させる5部はまさに群像劇ですよね。はい、ただの深読みのしすぎです。
あとブチャラティが組織に入団するシーンは、海辺など今までの陽の光を浴びていたところから一転して、光を背に真っ暗な行き止まりに歩いていくように描かれていたので、この時点で心臓にダイレクトアタックでラストシーンに行く前に瀕死にさせられた気分です。ラストのボスとの闘い時にブチャラティがジョルノと連絡を取っているシーンは、ジョルノの制止の言葉とブチャラティの言葉が被っているところが分岐点に思えてならなくて、あの時のブチャラティにジョルノの声を傾ける心の余裕が残っていればもしかしたら…などとありえないIFをずっと考えています。
もっとギャグパートをくれー!と脳内の自分がうるさいですが、次回を期待しつつ今日も仕事を頑張ります。
(2019.03.05)
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